プログレッシブ!ウインド・オーケストラ 活動レポート

第5回レポート「定期演奏会初の劇伴演奏」

こんにちは!
『響け!ユーフォニアム』公式吹奏楽団「プログレッシブ!ウインド・オーケストラ」のマネージャーの鳥越です!

本レポートは楽団の休養日2日目となる4月1日に書いています。
楽団のメンバーはリラックスできたでしょうか。

いよいよ第6回定期演奏会 京都公演まであと2日となりました。

今日の楽団公式Twitterのカウントダウンは、大和田先生のコメント動画でしたね。

このレポートも、今回で早くも5回目となります。
こうして楽団のことを皆さんにお伝えすることができて、とても嬉しく思っています。
紹介してきたメンバーたちも、他の出演メンバーたちも、彼らのSNSなどに応援をいただけたら、とても喜ぶと思います。
たとえコメントまではいただかなくとも、このレポートを通じて、出演するメンバーたちのことを少しでも身近に感じていただけたらと思っています。

今回の公演で、初のお披露目となるのが当団「プログレッシブ!ウインド・オーケストラ」なのですが、実はもうひとつ「響け!ユーフォニアム」の劇伴を演奏するというのも初めてのことです。
この劇伴を演奏するチームも鳥越がマネージメントを担当しています。

もともと僕はプログレッシブ!ウインド・オーケストラの前身となるバンドのマネージャーを、第4回定期演奏会の少し前から担当しているのですが、それと同じくして、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「Free!」シリーズのオーケストラコンサートに出演していた楽団のマネージャーも担当していました。

今回のレポートでは、この劇伴コーナーの演奏メンバーをこの後ご紹介します。
もしかすると、この2つ作品のオケコンをご覧になった方は「見たことある人だ!」となるかもしれません。

その前に、まず「劇伴」という、あまり聞き馴染みのない言葉の説明からしようと思います。

劇伴(げきばん)とは、アニメーションのみならずドラマや演劇や映画で、背景で流れる音楽…、のことです。ざっくり。
サウンドトラックのCDはまさしく「劇伴」です。

今回の劇伴コーナーの編成は、ピアノ、ヴァイオリン2名、ヴィオラ、チェロ、グロッケン・シュピールの計6名です。
グロッケンはプログレッシブ!ウインドのメンバーが担当します。

前回のレポートに「響け!ユーフォニアム」には数々の名曲がある、といったことを書きましたが、劇伴も素晴らしいです。
その曲が流れた瞬間、あのシーンだ、このシーンだ、と一気に作中での北宇治吹奏楽部のやり取りが浮かびます。

吹奏楽曲だけではない、「響け!ユーフォニアム」という作品のストーリーを支える劇伴にもぜひご注目ください。

ということで、今回の劇伴演奏チームのメンバー紹介スタートです!

ピアノ
森岡 姿帆(もりおか しほ)
●プロフィール
洗足学園音楽大学を首席で卒業後、同大学院を首席で修了し、グランプリを受賞。
現在、ソロの演奏活動をはじめとし、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」オーケストラコンサートやピアノアレンジアルバムのプロモーション動画出演の他、後進の指導にあたるなど、幅広く活躍中。
●コメント
個性豊かな魅力溢れる実力派のメンバーと共演させていただけることに、今から心を弾ませております。この6人の想いが奏でるハーモニーをお楽しみいただけましたら幸いです。
いつまでも皆様の心にあたたかく残るような音楽をお届けできることを願っております。

1st.ヴァイオリン
前田 領愛(まえだ えりあ)
●プロフィール
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部器楽学科ヴァイオリン専攻卒業。武蔵野音楽大学大学院博士前期課程(修士課程)ヴィルトゥオーソコースを経て、同大学大学院博士後期課程修了(学位取得)。
●コメント
このアニメ作品の明るくほのぼのとした雰囲気を大切に、演奏したいと思っております。どうかよろしくお願いいたします!

2nd.ヴァイオリン
菅野 千怜(かんの ちさと)
●プロフィール
福島県出身。金透小学校特設音楽部でヴァイオリンを始める。東京音楽大学付属高校を経て同大学音楽学部卒業。第21回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会高校の部奨励賞。おーけすとら・ぴとれ座、SONY MUSIC「STAND UP! Orchestra」メンバー。
●コメント
私自身、管弦楽部で全国大会を目指していました。憧れの上手な先輩、オーディションでギスギスの人間関係、大会前の緊張感、白熱の夏休み合奏……、実体験に基づく懐かしさと歯痒さを共感しながら、あっという間にアニメ全作品コンプリートして2周しました。笑笑
青春っていいですよね。劇伴を演奏させていただけることを大変光栄に思っております!(みぞれちゃん推しです♡)

ヴィオラ
村松 ハンナ(むらまつ はんな)
●プロフィール
2歳からヴァイオリンを始める。高校1年次に「藝大という大学があるらしい」という話を聞き、音楽の道を志す。高校2年次に周りの勧めでヴィオラに転向。
第15回日本演奏家コンクール奨励賞、第21回ブルクハルト国際音楽コンクール審査員賞を受賞。東京藝術大学音楽学部卒業。
●コメント
様々な思いを抱えつつ、不器用ながらも一緒に音楽を創り上げていく部員達。
そんな彼らのアンサンブルを観ると、甘酸っぱい気持ちと共にホロっと泣けてしまったりします。
本公演を通して、「響け!ユーフォニアム」と出逢った頃の貴方に戻れますように、そしてより一層作品をお楽しみいただけますように。

チェロ
森 義丸(もり よしまる)
●プロフィール
東京音楽大学を経て、同大学大学院研究科修了。
第2回宗次ホール弦楽四重奏コンクール第1位、並びにハイドン賞、聴衆賞受賞。
プロジェクトQ〜第13章、第14章に参加。
●コメント
今回劇伴の演奏という形で「響け!ユーフォニアム」に関わらせていただけてとても嬉しく思います。お客様や他の出演者の方々と共に、この作品の世界観を感じながら楽しんで演奏したいと思います。

いかがでしたか?
楽団のメンバーとはちょっと趣向の違う形で、劇伴チームの紹介をさせていただきました。

劇伴チームは2回のリハーサルを行いました。
初回リハには作曲者である松田彬人さんもいらっしゃいました。

作曲したご本人からの言葉は、何よりも重く、そして何よりも支えとなります。
皆さんの心を動かしてきた数々の名シーンを彩る曲たちの演奏をお楽しみに。

さて、いよいよ明日は最終リハーサル。
この記事が公開される頃には、そのリハーサルも終わっていることでしょう。
きっと京都までの新幹線の中、興奮冷めやらぬ気持ちで次のレポートを書いていることでしょう。
今からワクワクしているので、眠れるか心配です。

それでは、このへんで。
また次回の更新をお楽しみにー!

■プログレッシブ!ウインド・オーケストラ公式ツイッター
@Progressive_WO
■公式推奨ハッシュタグ
#progressive_WO
(楽団やメンバーの情報はこちらでもご紹介しています)
京都公演までのカウントダウン動画も公開中!

プログレッシブ!ウインド・オーケストラ Profile

演奏面の進化とこれからの更なる成長のために、「“かつてフレッシュに演奏をしていた楽団のメンバー”を対象としたオーディション」によって誕生した楽団である。 2014年から続く数々のイベントやコンサート、そしてレコーディングに参加した出演者の中から選りすぐりのメンバーが集結した。

「作品への愛」を持って奏でられる音はこれまでと変わらず、個々が培ってきた経験を活かした演奏力はそれぞれにレベルアップし、更にこれらがメンバー間で相乗効果を産むことで、良い化学反応が起こることが期待されている。 「プログレッシブ」とは“進歩的なさま”“革新的なさま”という意味をもち、クオリティの高い、更に先に一歩進んだパフォーマンスをお届けする。