冬色ラプソディー
- 吹奏楽部にとって、コンクールと並ぶ一大イベント――定期演奏会。
みぞれと共にその運営係に任命された久美子は、演奏会を成功させるべく奔走することになるのだった……。 星彩セレナーデ
- マーチング強豪校・立華高校の合同演奏会を控え、練習にも熱が入る北宇治高校吹奏楽部。久美子も例外ではなく、ユーフォニアムソロの座をつかむため、日夜練習に励んでいた――。
少女漫画ごっこ
- 少女漫画のような恋――中でも“壁ドン”に憧れる緑輝。
緑輝の壁ドンへの熱意に巻き込まれた低音パートの未来は……。 背伸び
- ――大人はブラックコーヒーが好きなんだと思っていた。
先輩に頼まれて飲み物を買いに来た秀一は、顧問の滝に声をかけられる。 未来を見つめて
- 卒業旅行を楽しむ晴香、あすか、香織。
温泉につかりながら話すのは吹奏楽部のこと、そして、これからの未来のこと。 上質な休日の過ごし方
- とある休日に奏がおめかしして向かったのは、梨々花の自宅。
お菓子作りという“上質”な時間を過ごすために。 ツインテール推進計画
- 葉月の何気ない一言から、さつきによるツインテール推進計画が発動する。
次々とツインテールにされていく部員たち――。そして、それは美玲も例外ではなくて……。 木綿のハンカチ
- 進学のために上京する卓也を見送りに来た梨子。
出発までのひと時を過ごす二人。梨子が思い出すのは、卓也との暖かく幸せな日々だった。 飛び立つ君の背を見上げる
- 特別なようで特別ではない、卒業式の日の朝。
優子、夏紀、みぞれ、希美の4人は、それぞれの想いを胸に3年間通い慣れた道を歩いて行く。